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書籍名:アタマがよくなる勉強会
出版社:アスコム
ISBN:978-4-7762-0587-6
仕様等:四六判並製、232ページ
定価:1470円(税込))

40歳を超えてもあなたの脳は進化する!
「脳科学」の最新成果が明らかにした「脳」を鍛える最も効果的な方法とは?
脳科学の第一人者である茂木健一郎に75歳の田原総一朗が徹底質問!

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茂木さんと話をして、
私はとても勇気付けられた!
田原総一朗

頭がよいとか、脳が活発に働くとはどういうことか?
年を取っても脳はどんどんよくなるのだろうか?
脳科学の第一人者で、脳ブームの火付け役である茂木健一郎さんに聞いた。

・脳の鍛え方
・脳を活かした勉強のコツ
・脳を活かす生き方

などについて、茂木さんは熱く語ってくれた。

本書を一読すれば、誰でもヤル気が出てくるはずだ。

脳についての最新かつ決定版ともいうべき本ができあがって、
私はたいへん満足している。



茂木さんに、こんなことを聞いてみた!

脳は簡単に鍛えられるのですか?

田原
「こうすれば頭がよくなる」と簡単に語る本が多い。
脳をよくするのに、脳に負担をかけちゃダメなんですか?

茂木
脳を成長させるのに楽しちゃダメですよ。
やっぱり脳に負担をかけることです。

頭をよくするコツって、何ですか?

茂木
楽観的なときに脳がもっともよく機能することはわかっています。
楽観とは、根拠なき自信です。

ひらめくコツって、あるんですか?

茂木
ひらめきは、問題意識がある人に多いですね。
問題意識もないのに何かをひらめくことはあまりない。

ほか、

 「頭がいい」「悪い」とは、どういうことか?
 脳にいい鍛え方、脳が若くなる秘訣とは?
 なぜ、遊ぶように仕事をすると脳が働くのか?
 なぜ、「聞く技術」より「さえぎる技術」なのか?

など、「脳を活かすコツ」「脳の若さを保つコツ」
「年を取ってから脳を鍛えるコツ」についてとことん質問!



「まえがき」(田原総一朗)より

 人間の脳というのは、大脳皮質だけでも百数十億の細胞がある。ところが、その数は生後2か月でほぼ確定してしまう。それ以上増えないから、二十歳を過ぎると脳細胞は少しずつ死滅していく一方になる。だから、私たちは忘れることがだんだん早く、多くなっていく。年月を重ねるとともに脳の回転は鈍くなり、アイデアも出なくなっていく。
 これが、いままでの常識≠セった。この常識にしたがうと、もうすぐ後期高齢者2年目に入る私などは、生きている価値もなくなる。だが、七十数年生きた私は、どうもこの考え方は違うのではないか、と思っている。
 たとえば、日本では偏差値が頭のよさを示す指標の一つとされる。だが、偏差値の高い大学を卒業した者と、さほど高くない大学を卒業した者の差は、ほとんどない。偏差値が高くない大学を出た人物も、大学すら出ていない人物たちも、大勢活躍している。私よりずっと年上なのに、若者たちを驚かせるような斬新なアイデアを連発する人もいる。
 私は人と会うことが仕事で、唯一の趣味とすら思っているが、彼らは脳に関する常識や俗説がまったく当てはまらない人物たちばかりのような気がするのだ。
 では、頭がよいとか、脳が活発に働くとはどういうことか? 年を取っても頭はどんどんよくなるのだろうか? そんな脳に関する疑問がどんどんふくらんでいったとき、脳科学の第一人者で、脳ブームの火つけ役でもある茂木健一郎さんに会った。
 茂木さんは、のべ10時間におよんだ対話のなかで「誰の脳でも鍛えれば鍛えるほどいい脳になる。これは筋肉を鍛えるのと同じだ」と指摘し、「脳は冗長性や代償機能があり、工夫次第でいくらでも若返る」とも言った。そんな言葉に、私はとても勇気づけられた。
 これは読者も同じに違いない。学生もお年寄りも、ビジネスマンも家庭の主婦も、すぐに始めることができる脳を鍛えるコツや勉強法、さらには脳を活かす生き方を、茂木さんは熱く語ってくれた。誰でも一読すれば、俄然ヤル気が出てくるはずだ。脳についての最新かつ決定版ともいうべき対談本ができあがって、私はたいへん満足している。
 なお、本書をまとめるにあたっては、アスコムの高橋克佳、小林英史、ジャーナリスト坂本衛の諸氏の絶大なる協力を得た。感謝の意を表して筆をおく。

 

2010年3月  田原 総一朗。



本書の目次

まえがき6



レクチャー01 脳ブームは現代を勝ち抜くための革命原理である

いま、日本はなぜ「脳ブーム」なのか? 14
不安に付け込む安易な偽薬には騙されるな! 16
脳ブームは、時代を切り拓く、下克上の時代の革命原理 20
楽したい人むけの本では脳を成長させられない 23
脳に負担をかけてドーパミンをいっぱい出したらいい 26
脳を楽させるのは麻薬をやるようなもの 29
セロトニンをコントロールして楽天的に生きるコツ 32



レクチャー02 「頭がいい」「悪い」とは、どういうことか

「頭がいい」「頭が悪い」はどんな文脈で頭を使うかによる 36
頭は鍛えればよくなるが、その前に必要不可欠なことがある 39
信長の勇気は、才能だけではなかった 42
偶有性から逃げない勇気を持つことがカギになる 44
テレビに移った田原総一朗は「偶有性」を大事にした 46
脳の本当の力はその場で何とかする瞬発力にある 49
変化している文脈を見ずに頭がいい悪いといってもしょうがない 52
5年後 10年後に世間をあっと驚かせられる脳とは 55



レクチャー03 よりよい人生のためには、ドーパミンがもっと必要だ

ドーパミンをたくさん出す方法がある 60
勝つか負けるか、五分五分くらいの相手とやるのがいい 65
根拠なき楽観を、努力で裏付けなければならない 67
日本では、ある段階から先の主張を誰も聞かない 69
世界が違って見えるような新しい発見をしたい 71
自分の喜びと脳の喜びがズレるときがある 74
小さく見える引っかかりが重大な意味を持っている 76
「ひらめき」のためには、問題意識を持ち、考え続けること 80



レクチャー04 脳にいい鍛え方、脳が若くなる秘訣

物覚えが悪い若者が増えている 84
記憶力を改善するには前頭葉への回路を太くすればいい 88
脳の学習は終わりがない、オープンエンド型 92
成長しても成長しても、その先の成長がさらに存在する 94
脳はいくらでも若返ることができる 98
面倒くさいこと過去にやっていないことをやる 100



レクチャー05 遊ぶように仕事せよ││脳を最大限活用する方法

脳が最大限の能力を発揮するフロー状態とは? 106
時代が変わったのに生まじめに仕事をしていちゃダメだ 108
大きな仕事を成し遂げる「フロー状態」を自分の脳で起こすには 110
梅原猛も田原も茂木も自ら考案した野球ゲームで遊んでいた 113
その場のあり合わせでなんとかするのが脳の得意技 116
キャラクターを確立することが人生の目的と言ってもいい 120
遊びのなかでフロー状態を経験しておくのが本番でも役に立つ 124



レクチャー 06 脳を刺激し、新しい発想を生む対話の力

脳の働きは関係性の中で生きるためにある 130
刺激しあうことで、考えがどんどん深まっていく 132
日本人に欠けているのは対等に「交渉」する力 135
批判を恐れ、体制に迎合してしまう日本的体質 138
議論を深化させるのに必要な「悪魔の代理人」という存在 141
出会いに気づくには自分の心との対話が肝心 145
どんな人の中にも自分だけの宝物がある 148
祖父母の影響を受けない核家族には大きな問題がある151



レクチャー 07 「聞く技術」よりも「さえぎる技術」

さえぎれない男・茂木健一郎が感動した田原総一朗の対話術 156
おもしろい話を聞いて相手の魅力をもっと引き出したいんだ 159
ホンネを言わない政治家の嘘やゴマカシはさえぎる 162
筑紫哲也と田原総一朗、北風と太陽の勝負はどっちの勝ち? 165
われわれの人生の時間は、実はかなり切迫している 169
前置きなしでいきなり本題に入る「タイガー・ジェット・シン仕事術」 172
ちゃぶ台をひっくり返す知性がこの閉塞状況を打ち破る 175



レクチャー 08 不確実な現代には、IQより感情の豊かさが必要だ

人間には果たして自由意思があると言えるのか? 180
「こうしよう」と思う意思は、無意識によって準備されている 182
ビールを選ぶのも結婚を決めるのも、決定は2秒しかかからない 184
最新の脳科学を先取りしていたホッブズの人間観 188
自分のためでも他人のためでも脳は同じように喜ぶ 192
利己的な競争の勝者がもてはやされる社会はろくなものにならない 195
不確実性の時代だからEQの重要性が増している 198



レクチャー09 脳を最大限に活用して、人生を自由に生きよう!

ドライとウエットの違いは、一神教か多神教かの違い 202
両方をうまく使い分ける、ハイブリッドな生き方 206
日本人は、ウエットなフリーランスを目指しなさい! 209
引き出しを増やして戦力になる武器を蓄えよ 212
企業に所属するんじゃない 企業にアフィリエイトする 216
あなたの「グーグル時価総額」を高めていくには 219
ネット社会で生きる子どもたちへのオバマ大統領のアドバイス 222
脳を最大限に活用して縛りから逃れ、自由に生きよう 225



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プロフィール

茂木健一郎もぎ・けんいちろう
1962年、東京都生まれ。85年に東京大学理学部、87年に同大学法学部を卒業。92年に同大学大学院理学系研究科物理学専攻課程を修了し、理学博士となる。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て、現在、ソニーコンピュータサイエンス研究所のシニアリサーチャー。専門は脳科学、認知科学。「クオリア」(感覚の持つ質感)をキーワードとして脳と心の関係を研究するとともに、文芸評論、美術評論にも取り組んでいる。2005年、『脳と仮想』で第四回小林秀雄賞を受賞。2009年、『今、ここからすべての場所へ』で第12回桑原武夫学芸賞を受賞。


田原総一朗 たはら・そういちろう
1934年、滋賀県生まれ。60年、岩波映画製作所入社、64年、東京12チャンネル(現テレビ東京)に開局とともに入社。77年にフリーに。テレビ朝日系『朝まで生テレビ!』『サンデープロジェクト』でテレビジャーナリズムの新しい地平を拓く。98年、戦後の放送ジャーナリスト1人を選ぶ城戸又一賞を受賞。現在、早稲田大学特命教授として、「大隈塾」塾頭も務める。『日本の戦争』(小学館)、『田原総一朗自選集(全5巻』『日本の戦争 BC級戦犯 60年目の遺書』(アスコム)ほか著書など多数。雑誌『オフレコ!』(アスコム)の責任編集長としても活躍中。