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フツーの主婦が、弱かった青山学院大学陸上競技部の 寮母になって箱根駅伝で常連校になるまでを支えた39の言葉

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ビジネス・自己啓発・経済

フツーの主婦が、弱かった青山学院大学陸上競技部の 寮母になって箱根駅伝で常連校になるまでを支えた39の言葉

著者原 美穂

発売日2017年12月15日

ISBN978-4-7762-0974-4

価格1300円(税別)

アスコムからの内容紹介

わたしはもともと、陸上競技どころか、スポーツ全般にほとんど興味を持っていませんでした。
サラリーマンだった夫が突然、会社を辞めて、箱根駅伝出場を目指す東京の青山学院大学陸上競技部の監督になると言いだしたのです。
その当時、箱根駅伝が、出雲駅伝、全日本大学駅伝に並ぶ大学3大駅伝のひとつであるとか、そういうことを、一切、知りませんでした。
当然、大学の陸上部の監督という職業、その学生が暮らす寮の寮母という職業があることも知りませんでした。
箱根駅伝に出場させること、そして優勝に導くことは、当時のわたし自身の夢やミッションではありませんでした。
でも、本気の彼らの近くにいて、支えている間に、わたしなりに工夫し努力して支え、走らせること、勝たせることが、わたしの夢にもミッションにもなりました。
これは想像ですが、わたしのように、自分が積極的に望んだわけではないのに、いつの間にか誰かの夢やミッションに巻き込まれ、
それを支えることを仕事とし、いつしか、そこに喜びを感じる人は少なくないのではないかと思います。
巻き込まれ、ふり回され、流されて、自分が思い描いていたのとは違う人生を生きることになっても、そこで自分なりに、精一杯頑張っていれば楽しくもなるよ、
とお伝えすることは、もしかすると誰かの支えになるかもしれないと考えました。
わたしの書くものが誰かのお役に立つことがあるのかなと疑問にも思ったのですが、読んで下さった方にわずかでも「そういう考え方もあるかもね」と思ってもらえればうれしいです。

著者プロフィール

原 美穂(はら みほ)

青山学院大学体育会陸上競技部町田寮寮母。
1967年、広島県広島市生まれ。
幼いころから、父の転勤にともない、広島、千葉、北海道、埼玉などで暮らす。
大学卒業後、証券会社入社。その後、中国電力に勤務していた、原晋氏と出会い、結婚。

両親も暮らす広島で穏やかな結婚生活が続くと思われたが、夫が突然、縁もゆかりもない大学の陸上競技部の監督になると言い出し、懸命に反対をするも決意は変わらず、夫は中国電力を退社。

2004年、原晋氏が3年契約で青山学院大学陸上競技部長距離ブロック監督就任と同時に、
住みなれた広島をはなれ、陸上競技部町田寮寮母になる。

初代寮母として、ゼロから寮のルール作り、選手のサポートを行なう。

青山学院大学陸上競技部は
2009年、33年ぶりの箱根駅伝出場。
      2015年、箱根駅伝初優勝。出雲駅伝優勝。
2016年、箱根駅伝2連覇。出雲駅伝2連覇。全日本大学駅伝優勝。
2017年、箱根駅伝3連覇。大学3大駅伝である出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝の優勝により、大学駅伝3冠を成し遂げる。3連覇3冠の同時達成は史上初。

現在も、寮に住み、大学駅伝強豪校となった、チームを支え続けている。