日本人の4人に1 人は血管系の病気で亡くなっています!
血管病の原因は、血管の老朽化と血液ドロドロ。食生活を見直して、老朽化とドロドロ化を未然に防ぎましょう。

血管力を高める食生活3つのキーワード
1:減塩
2:良質のたんぱく質
3:抗酸化成分
血管力を強化する食生活は、生活習慣病を防ぐ食生活になります!

健康診断の結果が「保健指導」の人は要注意!すでに血管力の低下は始まっています!
血管力の低下はじわじわと進行するので、できるだけ早く食生活の改善を図りましょう。

そこで、血管力を強化する食生活におすすめなのが、
ノンオイル、薄味加工の水煮缶!
水煮缶四天王(サバ、サケ、トマト、大豆)なら良質のたんぱく質も、抗酸化成分も摂れるんです!

本書では、血管力強化だけでなく、家計にも優しい水煮缶を使ったレシピも紹介!
手軽に始められる水煮缶生活で血管力低下を未然に防ぎましょう!

 
 
女子栄養大学栄養クリニック 著
女子栄養大学栄養クリニック所長 医学博士 田中明  監修

定価:1,200円+税
発売:2014年6月14日
発行:アスコム刊
 
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もくじ

血液サラサラだけでは血管力は防げない
血流がストップすると即危険な状態に
「血液ドロドロ」を加速させる脱水症状はさらに危険!
血管力を強化する食事で生活習慣病を遠ざけろ!
検診結果の「保健指導」に気を抜いてはいけない
メタボ予備軍も、血管力低下の危険因子だらけ
血管力低下は、遺伝よりも生活習慣
中性脂肪とコレステロール。下げるための対策は大きく異なる
血管年齢に信憑性はない?
 
コラム・血管力を高める食生活を始めましょう。

水煮缶はノンオイル&栄養価抜群のヘルシー食材!
水煮缶は塩分控えめ、うまみもたっぷり!
水煮缶なら良質なたんぱく質を手軽に摂れる!
サバ缶は血液の流れをスムーズにするからすごい!
強力な抗酸化力のサケ缶はすごい!
栄養素がギッシリのトマト缶はすごい!
良質なたんぱく質が豊富な大豆缶はすごい!
 
コラム・食生活を改善するサバ、サケ、トマト、大豆。

一缶100円前後。安くておいしい水煮缶!
新鮮な素材を加工したおいしさがずっと長持ち!
骨ごと食べられるから、カルシウム満点!
下ごしらえ済みだから料理時間が超短縮!
うまみたっぷり、調味料としても使える便利な優等生!
薄味だから味付けも献立も自分好みに自由自在!
いざという時の非常食にも大活躍!
生ゴミが出ないから悪臭ゼロ、まな板もクリーン!
開けたらすぐに食べるか調理するのが鉄則!
 
コラム・水煮缶健康生活は手軽に始められるからうれしい。

[サバ缶メニュー]
サバ缶フレーク
サバ缶と玉ねぎのサラダ
サバのさっぱりハンバーグ
サバにらチヂミ
サバとトマトのシンプルカレー
パプリカとサバ缶炒め
サバとキャベツのアジアンサラダ
サバ缶のホイル焼き
[サケ缶メニュー]
サケときのこの炊き込みごはん
サケとキャベツとしめじの和風パスタ
サケの豆乳スープ
[トマト缶メニュー]
トマトオレンジ寒天
ラタトゥイユ
ヘルシーチリコンカン
[大豆缶メニュー]
酢玉ねぎ大豆
野菜と大豆のダイエットスープ
小魚と大豆のカレースナック
 
コラム・水煮缶を使うとあっという間に健康メニューのでき上がり。

ポイント1 忙しい人の夕食は「分食」で調整を
ポイント2 体内時計を整えて、コレステロールの上昇を回避!
ポイント3 油を使うならオレイン酸たっぷりのオリーブオイル
ポイント4 「ベジ・ファースト」で満腹中枢を刺激
ポイント5 果物の果糖を甘く見てはいけない
ポイント6 「一汁三菜」が食べ過ぎを防ぐ
ポイント7 食事は汁物から始めて口の中を潤す
ポイント8 「口中調味」が食事の満足度を上げる
ポイント9 料理は薄味で、味覚を正常に近づける
ポイント10 「家飲み」は習慣化する危険性をはらむことを忘れるな
ポイント11 非常食の定期的な入れ替えで料理のアレンジ力を磨く
ポイント12 ビタミンB群と食物繊維で代謝機能を活発に

著者プロフィール

女子栄養大学栄養クリニック
 
生活習慣病の予防に30年前から取り組み、これまでに約3000人への栄養指導や、生活習慣病、健康に関する講習会を行う。講習会受講者を対象としたその後の健康チェックでは、糖尿病の罹患率が全国平均よりも低く、また体重もリバウンドしにくくなっていることが明らかになり、高い評価を得ている。クリニックではこのほか、生活習慣病の予防と改善について学び、正しい食生活を身につける「ヘルシーダイエットコース」をはじめ、個別栄養相談、生活習慣病検診などを行い、医師、看護師、管理栄養士、運動指導員がチームを組んで健康づくりをサポートしている。著書に『女子栄養大学栄養クリニックの糖尿病バランスレシピ』(西東社)ほか多数。
 
田中明 たなか・あきら
 
女子栄養大学栄養学部実践栄養学科臨床栄養医学研究室教授、同大栄養クリニック所長。東京医科歯科大学医学部臨床教授。医学博士。東京医科歯科大学卒。糖尿病、脂質代謝異常を専門とし、東京医科歯科大学病院では糖尿病や脂質異常症の患者の診療を行なっている。日本糖尿病学会、日本動脈硬化学会、日本臨床栄養学会などで評議員も務める。

レシピ
 

 

 ポイントはパプリカの赤い色!

パプリカとサバ缶炒め

 

材料(2人分)

サバ缶 1缶
赤パプリカ 1個
玉ねぎ 1/2個
オリーブ油 大さじ1
ポン酢醤油 大さじ1
塩 適量
コショウ 適量
 

作り方

① パプリカは乱切りに、玉ねぎはくし切りにする。
② サバは水気を切っておく。
③ フライパンにオリーブ油を熱し、パプリカと玉ねぎを加える。塩をふって軽く炒めた後、フタをして弱火で蒸し焼きにする。
④ パプリカにしっかり火が通ったら強火にし、大きめにほぐしたサバとポン酢醤油を加え、さっと炒め合わせてコショウをふる。皿に盛り付ける。