本を探す
いちばんじゃなくて、いいんだね。

ネット書店で購入する

購入購入
ノンフィクション

いちばんじゃなくて、いいんだね。

著者松野 明美

発売日2010年2月4日

ISBN978-4-7762-0584-5

価格1333円(税別)

アスコムからの内容紹介

ダウン症の息子と母の、
笑って泣けて元気になれる、感動の物語。

「人生は勝ってこそ意味がある。
いちばん以外は、価値がない」という思いで
松野明美は走ってきたが、
息子がダウン症という障がいを持って生まれたことで
「人生に負けた」と感じるようになる。

「明るく元気な松野明美」のイメージが
崩れてはいけないと息子を一生隠そうと決心するが、
日々の成長や笑顔が、著者の心を少しずつ変化させる。
息子の子育てを通じて、
「人生は人との競争じゃない、いちばんじゃなくてもいい」と
気づかされる。

著者プロフィール

松野 明美(まつの・あけみ)

1968年、熊本県生まれ。
駆け足が遅く、いじめられっ子でおとなしい性格だったが、
小学校5年生のときに出場した町内陸上大会で優勝。
1位でゴールしたときの両親の笑顔がうれしくて、
マラソンに目覚め、「いちばんを目指す人生」が始まる。

高校卒業後、ニコニコドーに入社し、陸上部に所属。
1987年、全日本実業団対抗女子駅伝に初出場し、
12人をごぼう抜きする。
これにより一躍注目のランナーとなる。
1988年、ソウル・オリンピック1万メートル競技に出場。
人の2倍、3倍、それでもだめなら4倍の猛練習をし、
数々の記録を残す。

引退後、結婚し、2002年、長男・輝仁(きらと)が誕生。
翌年、次男・健太郎がダウン症という障がいを持って生まれる。
「明るく元気な松野明美」のイメージが崩れてはいけないと
健太郎を一生隠そうと決心するが、
日々の成長や笑顔が、著者の心を少しずつ変化させる。
健太郎の子育てを通じて、
「人生は人との競争じゃない、いちばんじゃなくてもいい」と
気づかされる。
現在は、自身のマラソンや子育ての経験をもとに、
講演、タレント、ゲストランナーなど幅広く活動をする。