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会社を後継者にうまく引き継ぐたった一つの方法

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ビジネス・自己啓発・経済

会社を後継者にうまく引き継ぐたった一つの方法

著者髙橋恭介

発売日2018年8月20日

ISBN978-4-7762-1007-8

価格1500円(税別)

アスコムからの内容紹介

■事業承継を期に倒産する会社が続出しています! !

いま、この説明をお読みの皆さまの多くが
会社の後継者が見つからずお困りの経営陣や、
先代から会社を引き継ぐ予定の後継者の方でしょう。

さて、そんな方々に質問です。
以下の項目に、一つでも当てはまる方は
事業承継に失敗する可能性大です。

1 後継者が見つかれば、あとは安泰と思っている

2 引き継ぐにあたって、株式や資産、
法律上の手続きのことしか考えていない

3 ビジネスモデルもそのまま次世代に
引き継げると思っている

なぜ、こうした考えだと失敗するのでしょうか。

みなさんは、事業を後継者に引き継ぐために
大切なこととして何を思い浮かべますか?
多くの方は、後継者の育成、相続税対策や
債務保証の引き継ぎ、取引先との関係維持などを
真っ先に考えるのではないでしょうか。
たしかにこれらも大切なことです。

しかし私は断言します。企業にとって
一番大切なのは「ヒト」、
つまり従業員であるということを。

あなたの会社は本当に従業員を大事にしていますか。
従業員が「この会社が好きだ」と胸を張って
言ってくれますか。
従業員がずっと会社を辞めずに
会社のために頑張ってくれると言えますか。

会社が代替わりするのを機に、
従業員の心が会社から離れ、退職する社員が現れたり、
生産性が下がることは珍しくありません。

2016年には、休業・廃業した企業が
前年比3000件を超え、過去最多を更新しました。
こうした企業の中には、事業承継を期に
休廃業したケースも多く含まれます。
単に後継者が見つからないだけでなく、
後継者がいても、従業員の離反をきっかけに
会社が傾いた例がかなりあるのです。

「人は石垣、人は城」という言葉は、
まさに中小企業のためにあると言っても
過言ではありません。
一つの石が抜けたり、壊れたりすれば、
石垣がたちどころに壊れてしまします。
それを防ぐことはもちろん、さらに社員一人ひとりの
能力を最大化できれば、あなたの会社は、
今よりずっと大きな「城」となり得るのです。

しかし社員一人ひとりを細かく見ていくことは、
なかなか大変ですよね。
それに、何から手を付けていいか分からない
という方も多いでしょう。

そこで、おすすめしたいのが、社員を正しく評価できる
「仕組み」を導入することです。
それこそが、私が申し上げたい、事業承継を成功させる
「たった一つの方法」にほかなりません。
詳しい方法は、この本に書かれています。

著者プロフィール

髙橋恭介(たかはしきょうすけ)

株式会社あしたのチーム 代表取締役会長。
一般社団法人 人事評価推進協議会 代表理事。
1974 年、千葉県松戸市生まれ。千葉県立船橋高校出身、東洋大学経営学部卒業。
興銀リース株式会社を経て、2002年にプリモ・ジャパン株式会社に入社。
副社長として人事業務に携わり、当時数十名だった同社を500人規模にまで成長させ、
ブライダルジュエリー業界シェア1 位に飛躍させた。 同社での経験を生かし、2008年、株式会社あしたのチームを設立、代表取締役社長に就任。
現在、国内47 全都道府県に営業拠点、台湾・シンガポール・上海・香港に現地法人を設立するまでに事業を拡大。
1300社を超える中小・ベンチャー企業に対して人事評価制度の構築・クラウド型運用支援サービスを提供するとともに、
適切な人事評価を通じて中小企業の事業承継をサポートするサービスを展開中。
著書に『人が辞めない会社がやっている「すごい」人事評価』『給与2.0 10年後も給与が上がり続ける新しい働き方』(ともにアスコム)など多数。