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自分という壁  自分の心に振り回されない29の方法

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ビジネス・自己啓発・経済

自分という壁  自分の心に振り回されない29の方法

著者大愚元勝

発売日2023年3月30日

ISBN978-4-7762-1226-3

価格1400円(税別)

アスコムからの内容紹介

amazon『自分という壁』.jpg

思い込み、妄想、勝手な期待、他人と比較したくなる気持ち--
自分の心の中にある、これらの「壁」を超えることができれば、
あらゆる悩みや苦しみを手放すことができます。

「家族と仲が悪く毎日イライラしている」
「職場の上司と性格が合わなくてつらい」
「恋愛がうまく行かず苦しい」

このような悩みや苦しみは、
「他人」が生み出しているのではありません。
家族、職場の上司、恋愛相手は単なるきっかけに過ぎず、
その結果、生じた苦しい感情は、すべて「自分の心」が
出どころになっているのです。

私たちは誰もが、他人に対して
「わかってくれるはずだ」
「こう思っているに違いない」
「きっと○○してくれるだろう」
などといった、自分本位の期待や思い込み、妄想をしています。
それが叶えられない、自分の思い通りにならないことで、
怒りや悲しみなど、さまざまな負の感情が生まれてしまいます。

逆に、そういった思い込みや妄想の壁を乗り超え、
心の中から取り外していくことができれば、
あらゆる悩みを手放していくことができるのです。

本書では、長年にわたり数多くの人々の悩みや
苦しみと向き合ってきた禅僧である著者が、
仏教の思考法に基づき、
自分の心との向き合い方、
負の感情の手放し方をお伝えしていきます。

怒り、悲しみ、不安、嫉妬、後悔-。
あなたを苦しめるネガティブな感情との向き合い方、
上手な手放し方を身につけることができれば、
楽しい、嬉しい、幸せな気持ちになれる瞬間が
どんどん増えていくはずです。

著者プロフィール

大愚 元勝(たいぐ・げんしょう)

佛心宗大叢山福厳寺住職。慈光グループ会長。
僧名「大愚」は、何にもとらわれない自由な境地を表す。駒澤大学、曹洞宗大本山總持寺を経て、愛知学院大学大学院にて文学修士を取得。僧侶・事業家・作家・講演家・セラピスト・空手家と6つの顔を持ち、「僧にあらず俗にあらず」を体現する異色の僧侶。
また、過食、拒食、リストカットを繰り返す少女の母親からの相談をきっかけに始めた、YouTubeのお悩み相談チャンネル「大愚和尚の一問一答」は、登録者57万人を超える。令和元年には、仏教の本質に立ち返り、「慈悲心、知恵、仏性を育む」ことを宗旨とする佛心宗を興し、新たなスタートを切る。主な著書に『苦しみの手放し方』(ダイヤモンド社)、『ひとりの「さみしさ」とうまくやる本』(興陽館)、『これでは、不幸まっしぐら』(佼成出版社)、『苦しい心が軽くなる 思いを手放すことば』(KADOKAWA)などがある。

目次

○第1章 「悩み」が生まれる場所

…「あれもほしい、これもほしい」があなたの苦しみの原点

…生き方が「巧い人」と「下手な人」の違いとは

…苦しみを作り出すのは他人ではなく「自分の心」  など

○第2章 「怒り」の壁の乗り超え方

…他人へのイライラは「勝手な期待」から生まれる

…ムダな「好き・嫌い」の判断をやめる

…悲しみを「いったん置いておく」練習をする  など

○第3章 「無知」の壁の乗り超え方  

…「なんとなく不安」は正体を見える化すれば捨てられる

…その人の「発言」ではなく「行動」で評価する

…「諦め」て、すべてを明らかにする  など

○第4章 「ほしい」の壁の乗り超え方

…「羨ましいあの人」と同じ努力が自分にできるか

…「どうにもならないこと」に心を使わない

…「あの人よりマシ」というちっぽけな優越感は幸せを遠ざける  など

○第5章 マイナスな感情に溺れる「心のクセ」の直し方

…心の中を「善いもの」で満たす習慣づくり

…「ほとんど妄想」と割り切って生きる

…瞑想とは、自分の心の移ろいに「気づく」こと  など

○巻末付録 25の善心所と13の同他心所