結局、どうしたら伝わるのか?
発売日2025年2月27日
ISBN978-4-7762-1371-0
価格1540円(税別)
アスコムからの内容紹介
【著者累計40万部突破の脳科学者が教える「本当に伝わるコツ」】
【言語化には限界がある!】
こんなことはないでしょうか。
頼みごとをしたとき。
あなたは細かく指示を出して相手も「わかりました!」と言ってくれました。
そして後日、あがってきたものが、
あなたがイメージしていたものとは
まったく違うものだったということ。
伝えたはずなのに、伝わっていない......。
言葉で伝えても、なかなか伝わらない。
こういったうまく伝わらない現象を、
脳科学では「認知のズレ」と呼んでいます。
最近、「言語化」という言葉が流行っています。
仕事でも、プライベートでも、
コミュニケーションにおいて言語化は確かに大切です。
でも、最新の研究から、「言語化には限界がある」ことがわかっています。
言葉は万能ではないのです。
いくら言葉を尽くしても、自分がイメージすることと、
伝えた相手がイメージすることが
一致しないことはしょっちゅう起きてしまう傾向があります。
つまり、言葉そのものに、認知のズレが起きてしまう原因があるのです。
「自分がこう思っているから、相手もこう思うはず」
「自分の考えを言葉にしたから、相手に伝わるはず」
実はそんなことはないのです。
人間の脳は、そうはできていないのです。
じゃあ、どうしたらいいのか?
実は伝え方がうまくなるいい方法があるのです。
本書では、脳科学が導き出した、具体的でシンプルな、本当に伝わるコツをお伝えしていきます。
著者プロフィール
西 剛志(にし・たけゆき)
脳科学者(工学博士)、分子生物学者。1975年、宮崎県高千穂出身。東京工業大学大学院生命情報専攻卒。博士号を取得後、特許庁を経て、2008年にうまくいく人とそうでない人の違いを研究する会社を設立。
30代で対人関係やストレスで難病を宣告されるも、脳の研究を通して自身のストレスをなくすことに成功し、半年で病気が完治。
現在は、世界的に成功している人たちのコミュニケーションや脳のしくみ、才能を引き出す方法を提供するサービスを展開し、企業から教育者、高齢者、主婦など含めてこれまで3万人以上に講演会を提供。テレビ朝日系『羽鳥慎一モーニングショー』や日テレ系『カズレーザーと学ぶ』など各種メディア出演も多数。
著作は20万部のベストセラー『80歳でも脳が老化しない人がやっていること』(アスコム)、『1万人の才能を引き出してきた脳科学者が教えるやりたいことの見つけ方』(PHP研究所)、『脳科学的に正しい一流の子育てQ&A』(ダイヤモンド社)、『低GI食 脳にいい最強の食事術』(アスコム)などをはじめとして、海外を含めて累計発行部数 40万部を突破。
目次
【目次】
第1章 コミュニケーションで大切なのは、「言葉」の前に「視点の理解」
第2章 相手の認知のクセをつかめ
第3章 相手の脳タイプに合わせて伝える
第4章 解像度を上げる
第5章 相手を知るには「質問の技術」が使える
第6章 比喩と選択肢
第7章 脳科学が導き出したもっと伝わるコツ
第8章 コミュニケーションがうまくいくチームのつくり方
第9章 カリスマになる方法があった