仕組み化する人はうまくいく 先延ばしをなくし「すぐやる人」になる55の法則
発売日2025年7月31日
ISBN978-4-7762-1426-7
価格1400円(税別)
アスコムからの内容紹介
いきなりですが、小学校時代の時間割を思い出してみてください。
1時間目は国語。2時間目は算数。3時間目は体育で4時間目が音楽。そんな感じで予定が決まっているだけで、なんのために国語の授業を受けるのかなんて、考えたことない方も多いはずです。
でも時間割に〝漢字を5個覚えるぞ〞なんて書いておいたら、もうちょっと授業をうまく活用できたかもしれませんよね。
仕事も同じ状態になっていませんか?
たとえばスケジュールに「〇〇締め切り」とだけ書いてあると、「あと3日あるな」と悪いクセが顔を出します。会議も前日になって「あれ? 明日の打ち合わせって何の話するんだっけ?」なんてことになります。
だから、僕はスケジュールに目的を書き込みます。
本編で詳しく解説しますが、一つひとつの目的を「見える化」するだけで、自然と動けるようになります。
こんな風に、計画を実行する「仕組みを作る」のです。
計画は、何かをなし遂げるために方法や手順を考え、企てることです。
計画というと長期にわたるものをイメージするかもしれませんが、明日の会議も、明後日のランチも、それぞれに本当は企みがあるはずです。その積み重ねが、長期的な目標の達成につながるのだと思います。
逆に、どんなに壮大な素晴らしい計画を立てたとしても、日々そこに向かう小さな計画がなければ、絵に描いた餅で終わってしまうでしょう。
そして実行のカギを握るのは仕組みです。
嫌なことでも、忘れそうなことでも、確実に実行するために必要なのは、やる気を出すことではなく、準備、習慣、ルーティンといった「自分を動かす仕組み」なのです。
【目次】
第1章 計画の立て方で人生が変わる
・スケジュールに「目的」を書くと実行力がアップする
・仕事の質が高い人は「睡眠ファースト」でスケジューリングする
・「やり忘れ」のない人は自分を信用していない
・スケジュールがお金を生む
・稼げる人は自分の価値を自分で決める
・あと半月で死ぬと思えば、思考も行動も加速する
第2章 目的をやりとげるためのスケジュール
・10年先の予定まで決めている
・「インプットの時間」も確保している
・家族との時間は「スキマ時間」にしない
・全て特別な出来事だと思っている
・ビジネスランチを付き合いじゃなく「勝負」に使う
・「歯を磨く」ではなく「プラークを取り除く」と書く
・寝るためのアラームがセットされている
・遊びにも残業はない ほか
第3章 効率とスピードをアップする 行動管理の法則
・会議の時間は「区切り悪く」設定
・会議のスタートは議論が始まる時間
・クッションタイムを作って集中力を高める
・チャットツールは常に開きっぱなし
・作業の自己記録を毎日更新する
・インプットは練習 アウトプットは試合
・書籍は全ページ読まない
・20分前に到着している ほか
第4章 他人に振り回されないコミュニケーションの法則
・誰でも勘違いすると知っている
・メールがたくさん来ることを喜ぶ
・朝と就寝前はメールを読まない
・メールは限界まで短文にする
・予定調整は自分で主導権を握る
・S N Sは見る時間と場所を決めている
第5章 やり忘れを防ぐ ルーティン化の法則
・朝にやりたいことは事前にリスト化する
・朝風呂に入りながら仕事を進める
・充電リストを作る
・帰宅したら必ずバッグをカラにする
・声でメモする
・2時間に1回はトイレに行く
・どこでもスクワットをする ほか
第6章 ストレスをなくす マイルール作りの法則
・YouTubeを観るときは必ず次の予定を入れる
・待ち合わせ場所は絶対に間違えない場所を指定する
・1人のランチは決まったものを食べる
・小学生のように明日の準備をする
・時間はケチる お金はケチらない
・最終便には乗らない
・会食で使う店は10軒だけ
・感情に流されない
著者プロフィール
野呂 エイシロウ(のろ・えいしろう)